処分見込費用が資産の時価を上回る場合の減損損失

(Question)

会社は設備の減損を検討しています。当該設備は、処分見込費用(資産除去債務の対象ではありません。)が多額に発生する予定であるため、正味売却価額(資産の時価から処分費用見込額を控除した額)がマイナスとなる見込みです。この場合の減損損失は、設備の帳簿価額に、処分費用見込額のうち資産の時価を超える部分を加算して算出することとなるのでしょうか。

(Answer)

固定資産の減損処理は、帳簿価額を減額する会計処理である(「固定資産の減損に係る会計基準」三3)ことから、減損損失の上限は帳簿価額になると考えられます。帳簿価額を超過する部分については、企業会計原則注解18の要件を満たすと考えられる場合には、引当金を計上することになると考えられます。

※上記の意見にわたる部分は当事務所の見解であり、個別の会計処理に対して何ら保証するものではないことをお断り申し上げます。

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